友罪
2018年・129分・ヒューマンドラマ
監督:瀬々敬久
映画の完成試写会で生田斗真さんが「この映画、はっきり言って問題作です」「賛否両論起こると思っています」と言った映画だそうです。見るしかない!!
⚠以下ネタバレあります
益田はジャーナリストを志しながらも夢破れ、町工場で働いています。益田の同期の鈴木は無口で陰気なので職場では好かれていませんが、同期ということもあり純一は鈴木と距離を縮めています。
ある日、純一は工場で指を切り落としてしまいます。入院中、元恋人で記者の清美が見舞いにきたことがきっかけに17年前に起きた児童殺傷事件について調べる事になった純一は、その犯人が鈴木ではないのか・・と疑うようになります。
私的見どころ
- 山内と息子が会ったシーン
- テレビをバットで殴り、笑いながら殴られ、食器棚をバットで殴るシーン(なんのこっちゃ)
- 手術後の母と娘の会話のシーン
私的推しセリフ
- 「修二さん、あんたさ、そうやって頭下げる事に慣れちまってるんだよ」
- 「お前のために家族解散しったっていうのに、お前が家族作ってどうするんだ」
- 「抱えるしかないだろ。あいつらは死んで。しも俺達は生きている」
もうこの映画、みんながみんな何か起こっています。
重かった。
友人が凶悪犯だったら?子供が事故をおこしたら?AVに出てしまったら?それがみんなにわかってしまったら?
自分だったら・・ととても考えた作品でした。
これまで長い事生きてきて、犯罪はしたことないですが(してても言えないかw)近い人の犯罪は何回か聞いた事があります。元彼数名とか元同僚とか。寝起きにテレビつけた途端、聞き覚えのある名前が・・・( ゚Д゚)!!という経験もあります。
どれも関係なくなってからの事なので、私のメンタル的にも無関係なのですが、交友期間中の犯罪や映画のように出会う前の犯罪に対しては、私はビビりまくり距離を置いてしまうかもしれないです。
昔から知る幼馴染だったら?
恋人だったら?
親だったら?
配偶者だったら?
子供だったら?
というか、そっか、自分がそうなる可能性もあるかもしれませんね。子供を守るためとか、いつ何のきっかけがあるかわかりません。