スプリング、ハズ、カム
落語家の柳谷喬太郎さんとEーgirlsの石井杏奈ちゃんのダブル主演の映画です。
2015年・1時間42分
ヒューマンストーリーかな。
旦那を号泣させたくて見た映画です。さぁ年頃の娘を持つ父親の気持ちを想像するがいい('ω')ノ
結果私のほうがビックリするくらい号泣してしまいました。
私、この映画で一生分泣きました。
・
・
・
⚠以下ネタバレあります
広島でお父さんと二人暮らしの璃子は、春から東京の大学に行くことになります。
そこで部屋探しのためにお父さんと二人で東京へ行った時のほんの2日の物語です。
ダンジョンのような東京
東京で働く素敵な美容部員の叔母へのあこがれ
亡くなった母について
父と母のなれそめを聞き、知らなかった父親の一面や、自分が母親と同じ癖があることを知る璃子
父にとってはとてもいい子の璃子、反抗期がなかった璃子、そのことによる父の心配
結局思っていた東京のイメージじゃないところに決めた一人暮らしの部屋
・
・
・
私的見どころ
某有名女優が女優として登場するシーンと
何といっても後半にある父(少しお酒の力も借りてたよね)と娘のオンブでの会話です
・
・
・
私的推しセリフ
「璃子のために無理やり東京へ進学させた、地元を出したかった」
「3歩だけじゃけーね」
「お父さんの背中で、今日の事は一生忘れんのじゃろなと思った」
・
・
・
是非是非見てほしいです。
優しい人には優しい人が寄ってくる、そう思えた映画でした。
空気感や表情がせつなかったりほっこりしたり。
とても素敵な家族愛の映画です。
・
・
・
・
以下私のことです。
私が18歳で一人暮らしを始める際には父と母と私の三人で車で2時間かけて部屋探しに行きました。出発の際に父がヘビロテしている部屋着のようなシャツを着ていたので、もっとちゃんとした服を着てほしいと言うと「ちゃんとした服を着て不動産屋に行くと高い部屋を紹介される」とのことw
結局そのままの服で出かけ、内見を2件しました。どちらも古いアパートで、夜道が安全&学校に近いというほうを選びました。
1週間後に一人暮らしを始めたのですが、両親と一緒に家具や電化製品を取りにいったり、片付けをしている間にとても淋しくなり、泣きはしなかったものの別れの時は笑えませんでした。
ちなみに数年後、私が上京する事を親に報告したときは「東京は生き馬の目を抜くような場所だ」と言われ、とっても怖い場所なんだと思っていましたが、正確には生きている馬の目を抜くほど素早いという事らしく、親は東京は想像以上に競争社会なんだよと言いたかったのかな、と数年経ってわかりました。
素敵な映画が見れた!
うちのまだ3歳の娘もいつか一人暮らしを始める時がくるでしょう。その時私はどんな気持ちになるんでしょう。
石井杏奈ちゃんといえば、東京ラブストーリー2020の関口さんですね。
私の時代の東京ラブストーリーの関口さんといえば見るたびに「・・・・・・・」な気持ちだったり「せーきーぐーちーお前ーー(怒)」って気分でしたが2020の関口さんはいい意味でちょっと違った。これもまたいつか書きたいと思います。
ではではまた