共に歩く
2014年・81分・ヒューマンストーリー
監督:宮本正樹
共依存を題材にしたドラマです。
共依存:自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている嗜癖状態。自分自身に焦点があっていなく、相手や周囲の基準を頼りにするため、自分自身を見失っている状態だそう。
⚠以下ネタバレあります
親から愛情を注がれず育った明美は心に傷を負い感情をコントロールできず精神的に不安定で恋人である哲也を束縛してしまいます。
その哲也の生徒であるタケルは不安になると体を叩くという自傷行為をしてしまいます。
明美の母はアルツハイマー型認知症を発症し、夫に対して不信感を持ちます。
私的見どころ
明美が哲也のガラケーをボキッ(私も過去にやられたことありますので、ヒィーーーーってなりました
タケルの母の気持ち
哲也からタケルへの手紙
タケルがママに話をするシーン
私的推しセリフ
「あなたを疲れさせたくないの大好きなの」
「ママが僕の事怖がってる」
「ママ?」
「どんな親でも子供は親のこと大好きなのよ」
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私が思っていた共依存のイメージと違いました。
精神が不安定な明美が哲也に依存しているのかと思いきや、明美を支えなきゃという哲也。
アルコール依存の旦那が妻に依存しているのかと思いきや、私が支えなきゃという妻。
アルツハイマーの妻が旦那に依存しているのかと思いきや、俺が支えなきゃという旦那。
そうか特別な人のために自分を見失うということなのかな、もちろん愛があるからだと思うけど。
でも自傷行為の男の子と母とのシーンは胸が痛くて痛くて。。。本人も母ももがいてる。
アルツハイマーの母がお金のことばかり口にするのもしんどかった。
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河井青葉さん大好きなんですよね。知的な落ち着いた感じで雰囲気や声がいいですよね~。どの映画やドラマ見ても出てるイメージw