パラダイス・ネクスト
2019年・100分・サスペンス
監督:半野喜弘
全編台湾ロケの映画だそうです。
映画ポスターで豊悦は何だかシリアスな雰囲気に見えますが妻夫木くんがどんなキャラなのか気になり観た映画です。
テーマ曲は坂本龍一さんが担当されたそう。
⚠以下ネタバレあります
台湾で静かな生活を送っていた男「島」と、台湾へ逃げて来た男「牧野」の逃避行を描いた作品です。
台湾で静かに生きている島の前に牧野というお調子者の若者が現れます。
馴れ馴れしい牧野を警戒し島は無視をしますが牧野の「あのパーティー会場にいた」という言葉が気になります。
パーティーで警護していた女性を守る事ができなかった島。台湾に来るキッカケを作った事件でもありました。
牧野の面倒を見ることにした島でしたが、牧野が命を狙われていると知り、島は牧野を連れて田園地帯の花蓮に身を隠す事にします。
花蓮で二人は「シャオエン」という女性に出会います。。。。。
私的見どころ
- 妻夫木くんの目
- 豚さん、本物かな。本物っぽい。
- 台湾の街中の建物
- 水色に塗った車でドライブに出かけるシーン
私的推しセリフ
- 「ランチュウという品種は特殊なんだ。人間が改良して背びれを取っちまった。頭に大きなこぶがあるだろ。エサを食べる時の姿がひどく滑稽なんだが俺は好きだね。生きるために懸命に泳ぐこいつらの姿を見ている」
- 「笑った方がいい」
坂本龍一さんのテーマ曲が優しいながら、孤独な男たちの悲壮感を強めている印象を感じました。
若いころさわやか白シャツが似合う豊悦、若いころチャーミングな妻夫木くんのこの二人が、暴力と泥とホコリと汗と血にまみれた役柄、キレイではないけどやっぱり色気あるなー。
私たち夫婦が一緒に行った海外って台湾だけなんですよね。なので台湾がテレビや映画に映っていると嬉しくなります。ぶら下がった豚さん、朝市で見ましたね。あと解体された鳥の毛抜きをされている様子を見たことも忘れられない思い出です。食べ物もおいしかったし、何より建物に興味がそそられ、ずっと上向いて歩いていましたねw