自分時間

映画、ドラマのレビュー、私的見どころ&推しセリフ

蛇にピアス

2008年・125分・エログロ

監督:蜷川幸雄

出演:吉高由里子 ARATA 高良健吾

 

小説家金原ひとみさんのデビュー作が原作です。金原ひとみさんといえば、綿谷りささんと芥川賞も受賞されていて、可愛くて若い二人がすごいな!!って話題になりましたよね!!とても興味ある作品で、映画化されてすぐに観ました。

 

⚠以下ネタバレあります

19歳のルイは渋谷を徘徊している時、アマと出会います。アマは赤髪のモヒカン、顔中にピアスをしています。そして舌が蛇のように先が割れている「スプリットタン」でした。ルイはこのスプリットタンに惹かれアマと同棲を始めます。アマの影響で体の改造に興味を持ち、アマの紹介でピアスや入れ墨をするシバと出会います。

ルイはシバに舌ピアスを開けてもらいます。痛がらないルイを見てシバはルイに興味を持ちます。

ルイはアマに内緒でシバの店を訪ね、入れ墨のデザインを考えます。

シバは代金としてセックスを要求し、ルイもOKします。二人はアマに隠れて度々体を重ねるようになります。

 

 

 

私的一押しシーン

  • ゆりしーの綺麗な体
  • アマの本名すらも知らなかった時の表情
  • 犯人が分かった時のゾクゾク感・・・
  • スプリットタンに糸を通すシーン
  • 藤原竜也小栗旬を探せw

 

私的推しセリフ

  • 「自分が神なら鳥人間を作る」
  • 「便秘って言って早退しちゃった」
  • 「でも大丈夫」

 

 

私がARATA井浦新)くんを始めて認識した作品です。この作品見てから新くんの画像を漁りまくりました。今見直すと蛇ピの頃も若いねー

高良くんもそうですが、役作りで違う人に見えて、俳優さんってすごいなーって言うのと、とにかくゆりしーの体が綺麗すぎる!っていうのと、私の知らない怖い世界怖すぎ!というのが見終わった直後の感想です。

シバはルイとアマ二人が好きだったんだと感じるけど、殺した理由が、より好きなアマを自分の手でとか、ルイに渡さない為に殺すとか、いや、ルイとの関係にアマが邪魔になったのか・・・、実は殺してないの?とか頭の中ぐちゃぐちゃになりました。

 

とにかく、シバとアマが上半身裸で居酒屋で飲んでたら私なら速攻帰ります。どこ見ていいかわかんないもんな。

 

 

人魚の眠る家

2018年・120分・ヒューマンストーリー

監督:堤幸彦

出演:篠原涼子 西島秀俊 坂口健太郎

 

東野圭吾さんの小説が原作

娘が幼稚園行っている間に観たのですが、どえらく辛くて悲しくて大号泣で、メイクが全部取れてしまい、ノーメイクでお迎えに行くことになった映画です。ホントやばいです。辛いです。けど観て良かった映画です。多分うちの旦那は観れないと思います。

⚠以下ネタバレあります

娘の小学校受験が終わったら離婚する約束をしている薫子と和昌。

ある夏の日、おばあちゃんと一緒に行ったプールで娘の瑞穂が溺れ意識不明になってしまいます。

回復の見込みがない瑞穂を脳死の状態で生かし続けるか、死を受け入れるか、究極の選択を迫られます。一旦は死を受け入れた二人ですが。

和昌が経営するIT機器メーカーで、最先端技術を駆使して延命治療を始めます。

脳が機能していなくても、脊髄を電気で刺激することで瑞穂の体を動かす装置を使うことにします。

瑞穂が目をさますその日に向けて、出来る事は何でもやりたい薫子。

薫子の狂気じみた介護に周囲は正気を疑います。それが原因で弟の生人は、学校では瑞穂は死んでいることにしてしまいます。

生人の誕生会の日、時間になっても友達が来ません。そもそも招待していませんでした。聞くと、死んでいるも同然の瑞穂を友達に紹介されるのが嫌だと。

薫子は生人の頬を叩きます。

薫子は台所から・・・

 

 

 

私的一押しシーン

  • 薫子と元気な瑞穂の最後のコミュニケーションが我が家と重なり辛すぎる。
  • お別れを決めた日、瑞穂の指が動くシーン
  • おばあちゃんが足手まといになりながらも一生懸命瑞穂の世話をするシーン
  • 瑞穂4年生になる3月31日の夜(朝?)のシーン。吐くくらい泣きました。

 

私的推しセリフ

  • 「この子は生きてます」
  • 「ごめんね、こんな目にあわせて、おばあちゃんなんて嫌いだろうけどお世話させてね。おばあちゃん何でもしてあげるからね。おばあちゃんの残りの命全部瑞穂ちゃんにあげる。」
  • 「お母さんごめんなさい。いつもきつい言い方ばかりして」
  • 「ここにいるのは私の娘です。今私がこの子を刺して心臓を止めたら私は罪に問われますか?でも病院の医師からはこの子はおそらく脳死していると言われています。すでに死んでいるのに殺人罪になるんですか?もし脳死判定をしてい脳たら脳死と確定していたかもしれないんですよ。それでも娘を殺したのは私でしょうか。もう生きてる死体にしておけないから、生きてるのか死んでいるのか法律に国に決めてもらう。瑞穂はとっくに死んでいて技術が外見だけと保っていたというなら殺人罪には問われない。生きていたなら人殺し、でも喜んで刑に服します。瑞穂は確かに生きていたって。お墨付きをもらえた訳だから。」
  • 「お母さんありがとう。今までありがとう。」「もう行くんだね」「うん」「お母さん嬉しかった。幸せだったよ。」「お母さんもだよ」
  • 「いえ、もう延命措置は結構です」「娘は今朝行きましたから」

 

 

最初から最後まで「ムリ、ムリ、ムリ、うぅっうっムリ、うっ」を繰り返しながら観ました。

瑞穂が忙しそうにしている薫子に一生懸命話しかけるシーン、それに適当に返した薫子。全く私のこと。テンションも対応の仕方も私そのもの。日常だもんな、まさかそれが最後のコミュニケーションになるなんて思ってないから、あの時優しく話しかければ良かったとか、きちんと見れは良かった、娘に淋しい思いをさせてしまった後悔とかの想いが辛すぎます。子供への対応だけでなく、実母への対応も見てて、あ~まさに私だな。

周囲から正気を失ったと思われた薫子ですが、とても強い、強すぎる。

最後まで観れて良かったですが、目を背けたい内容です。

 

 

 

 

ペコロスの母に会いに行く

2013年・112分・ヒューマンストーリー

監督:森崎東

出演:岩松了 赤木春恵 原田貴和子 加瀬亮

 

漫画家岡野雄一さんのご自身の体験エッセイ漫画が原作の映画です。

切ないけどユーモラス

⚠以下ネタバレあります

長崎に住む岡野ゆういちは、サラリーマンをしながら漫画家と音楽活動をしています。

ヘアースタイルが小さい玉ねぎに似ていることから「ペコロス岡野」と名乗っています。

父が10年前に他界、その頃から母のみつえに認知症の症状が出始めます。

ゆういちは実家に戻り母と同居しますが、みつえの認知症は進行し、自宅での介護に限界を感じ、断腸の思いで施設へ預けることに決めます。

 

 

私的見どころ

  • 口減らしのために奉公に出された幼馴染ちえこへ手紙を書くシーン
  • 母を施設へ残して帰るシーン
  • 禿げ頭でゆういちを認識していた母だったが・・
  • ちえこの小さい遺品の中身

 

私的推しセリフ

  • 「あの人が帰ったら飲むやろ」
  • 「怒らんで、何もせんけん怒らんで」
  • 「ゆういち泣かんとって」
  • 「よかったな母ちゃん」
  • 「ボケるとも悪か事ばかりじゃなかかもしれん」

 

 

これは泣くのに笑う作品です。本当素晴らしい。

親が認知症になる、親から忘れられるなんてとても考えたくない、向き合いたくない話をユーモラスに描いてあり、そういう考え方っていいなと、「悪い事ばかりじゃなかかもしれん」って本当に感じることができました。

当たり前だけど、親にも幼いころ若いころがあって、たくさんの人生経験をしていて、たくさんの事を考えて・・・・と親も人間なんだよな、親って超人だと思っていたけど、悩むし泣くし悲しむし淋しくなるし、親って人のことばかり世話しているけど、自分の人生があるんだもんな、同じなんだよなーってなんだか当たり前なのか変なのか私がバカなのか、何だか色々考えちゃいました。

 

 

 

 

河童のクゥと夏休み

2007年製作/138分/日本
配給:松竹

監督:原恵一

原作:木暮正夫

 

上映当時観て、大号泣した記憶があります。子供が生まれたら一緒に観たい映画で、昨日一緒に観ました。

 

 

⚠以下ネタバレあります

江戸時代、河童の親子がいました。住処にしている川が開拓されると聞き、お侍さんに開拓をやめてほしいとお願いしました。河童を見た侍は恐怖のあまり父河童を斬ってしまいます。その時、大きな地震が起き、子河童は亀裂に落ちてしまいました。

 

現代、小学生の康一達は下校時、夏休みにどこにいくかという話をしていました。康一は河川敷に靴を落としてしまいます。友達は先に帰り、康一は靴を拾いに川に降ります。その時石に躓いてしまいました。その石を掘り起こします。そしてその石を持ち帰って家族に隠れて洗面台で洗ってみることにします。するとなんと河童の子供が出てきました。康一は河童にクゥと名付け、一緒に暮らし始めます。

どこにも行く予定がなかった夏休み、康一は河童がいるという遠野という街へクゥと一泊二日の旅へ行きます。河童には会えませんでしたが、座敷童に会います。川で泳いだり、釜石の海で泳いだりと過ごします。

返ってくると、河童の噂を聞きつけた取材班が居て、写真を撮られてしまいます・・・

 

 

 

私的見どころ

  • お父さんお母さんが田中直樹西田尚美そのものに見えてくる感じ
  • 妹のまいまいを・・・・
  • 康一が遠野に出発した時の母の表情
  • ラスト涙涙涙
  • 康一とクゥちゃんがテレパシーで話すシーン

 

私的推しセリフ

  •  「イルカって何だ?」「さーかーな!バーカ」「こーら」「どっちがバカだ、イルカは動物なんですバーカ」「康一も!」「嘘つき!イルカはお魚だよ、ねぇおかあさーん」「イルカは動物なのよ」「え?あ、あ、あ」「今度ちゃんと教えてあげるから」
  • 「人間は嘘をつく」
  • 「人間は水や地べたを俺達から奪い、そのうち風や空や神様の居場所まで自分達のものにしちまう。それと引き換えに魂を無くしちまうだろうって。俺は人間てのはそんな化け物みたいな生き物だと思っていた。でもおめえ様たちと暮らして、そんな人間ばっかりじゃねえってことがわかっただ。ここにいると人間と同じ生き方をするしかねえ。俺もいずれ死んだら父ちゃんや母ちゃん、先祖たちの待っているところへ行く、そんときに俺が河童の生き方を忘れていたらみんなに合わせる顔がねえ。それにこれ以上ここにいるとおめえ様たちと別れるのがつらくなるだ。」
  • 「ねえ、今度いつ来るの?」
  • 「康一、きくち、俺を見つけたのがおめえたちで良かった」「偶然だよ偶然」「偶然なんかじゃねえ、ずっと前から決まってたにちがいねえよ。」
  • 「あ、割れ物でお願いします」
  • 「父ちゃんゴメン、俺人間の友達ができたよ」

 

 

前向きな別れでも別れは本当悲しくて辛いですもんね。クゥちゃんを荷物で送る時の康一の気持ちが痛いほどわかり、もう涙涙涙涙。クゥちゃんと康一がテレパシーで話すシーンなんて、自分の結婚式並に泣いたかもしれません。最後涙を拭きとって見つめる康一の姿はかっこよかった。

最後ゴリさんの声に妙な安心感w幸せに暮らせそうで良かった!!!

子供と観ても大人だけで観ても充分楽しい感動映画だと思います。

 

最近、育児をはじめ色々と壁にぶち当たり、短気だし笑顔も少なくなり自分でもヤバいなって思っていたのですが、この映画観て悪いものが取れた、デトックスかなwしばらくは優しく過ごせそうな気がしています。

 

私の男

2014年・129分・ドラマ(サスペンス

監督:熊切和嘉

出演:浅野忠信 二階堂ふみ

 

私が勝手にライバル視している二階堂ふみちゃんの露出があるとのことで観た映画です。二階堂ふみちゃんのサバサバした感じとか喋り方とかオシャレな感じとか憧れがあって、年はどえらい違うけど、憧れの女優さんです。私みたいにただの露出狙いで観たらいけない、どても重くて、どぎつい内容でした。

⚠以下ネタバレあります

 

北海道南西沖地震直後の津波によって、花は孤児になります。避難所に行った花は、そこで母の死体を見つけます。死を理解できない花は母の死体を蹴ります。

花は一人の男に引き寄せられます。遠い親戚の淳悟でした。淳悟は花を自分の子供だと言って引き取ります。

淳悟と車で移動中、花は津波から逃げる記憶が夢に出てきて泣き出します。泣きじゃくる花に淳悟は「俺はお前のもんだ」と言いました。

淳悟は海上保安官で一度海に出ると10日ほど家をあけます。

その暮らしを心配して、地元の名士で遠縁でもある大塩は様子を見に来てくれていました。淳悟は大塩の孫小町と付き合っていました。

数年後中学生になった花と淳悟の関係がどんどん深く濃密になります。

ある朝、カーテンを開けたまま交わる姿を大塩が見かけてしまいました。

大塩のその後は?

淳悟と花の本当の関係は?二人はどうなる?

 

 

私的見どころ

  • 血の雨のシーン
  • 流氷での花と大塩のパフォーマンス
  • 花の前に現れる男に「お前には無理だよ」と言う淳悟
  • 最後の表情(ばっちりメイクしたくなった)

 

私的推しセリフ

  • 「お前のおばさん好きだったな、顔も忘れたけど」
  • 「あんたには家族の作り方なんてわからんよ」
  • 「少し早いね、産毛生えてるし」
  • 「おめでとうは?」

 

 

とにかく、序盤花の執着がすごすぎる映画です。でも途中から求める側、求められる側の立場が逆転するシーンもあり、心にガツーンと響きました。

二階堂ふみちゃんのあどけない感じの中の色気がとにかくすごかったです。大人になってからの色気、目力もかっこよかったな!!

それにしても流氷や雪や、撮影とっても大変だっただろうな。ブルブル

 

北海道で思い出しましたが、つい先日ロイズのチョコを食べたんですよ。娘は初ロイズ。一口食べて、目がでかくなる娘。私はロイズは美味しいという頭で食べてるから当たり前だけど、チョコなら何でも大好き!って娘が「なにーーこのチョコレートとっても美味しい!!100個食べたーーーい!!!」と叫んでいました。

美味しいものって本当に美味しいんだな(⌒∇⌒)

 

 

紙の月

2014年・126分・サスペンス

監督:吉田大八

出演:宮沢りえ 池松壮亮 大島優子 小林聡美

 

角田光代さんの原作を読んだことがあったので、映画化されてすぐに観た作品です。

邦画の映画賞を29冠している作品。

⚠以下ネタバレあります

平凡な主婦の梅澤梨花は、夫と二人暮らし、銀行で契約社員として働いています。子供はおらず、夫は梨花に無関心でした。

そんな中、営業で訪れた家で、顧客の孫の大学生光太と出会い不倫関係に陥ります。

彼とのつきあいを続けていくうちに、金銭感覚がマヒしてきます。そしてとうとう顧客の預金を横領し歯止めがきかなくなり、後戻りできなくなります。

夫が海外赴任になったことにより、一人残った梨花は、光太と贅沢な暮らしをします。横領金もどんどん膨らみます。

 

私的見どころ

  • 夫にお揃いの腕時計をプレゼントしたのに、もっと高級なものを身に着けることを勧められた時の梨花
  • 梨花の中学生時代の募金活動のシーン
  • 光太が別の女性を連れ込んでいたシーン(ほらほら
  • 大島優子の存在
  • 月を指でなぞって消すシーン

 

私的推しセリフ

  • 「私の責任でしていることだから」←上海に行かないと伝えた時の
  • 「そういうことしそうな私とそういうことしそうな次長がそういうことしてるってことです」
  • 「じゃーおしまい・・・・・・・おしまい」

 

犯罪とは無縁だったはずの梨花が、普通にある出会いをきっかけに人生が狂ってしまいます。何がきっかけかわからないですよね。

悪事とわかっていても、もしかしたら今までの平凡な日常より今のほうが本当の私だと思っていたのかな。

それにしても、池松君のダメ大学生っぷりがリアルで良かったです。あーいう学生いますもんね。同年代だったら相手しないタイプ(何様w)だけど、それでもすごく年下の子になるとかわいくてかわいくてたまらないスイッチが入るのかな。なんとなく想像できますがね。私がもし浮気することになったら、同年代だったら付き合っていたか?ということをしっかり考えようwww

というか、梨花宮沢りえ)ほどの美貌とスタイルとお金(横領だけど)があっても、他の女性を連れ込むんだから、私(美貌もスタイルもお金もない)が梨花だったら何ができるんだろう、池松くんとどこまでできるんだろうと想像してみました。まー男女の関係なんでないだろうし、少ないお金あげて一緒にお酒のみに行くくらいしかできないだろうね。

 

 

友罪

2018年・129分・ヒューマンドラマ

監督:瀬々敬久

出演:生田斗真 瑛太 夏帆

 

映画の完成試写会で生田斗真さんが「この映画、はっきり言って問題作です」「賛否両論起こると思っています」と言った映画だそうです。見るしかない!!

 

 

⚠以下ネタバレあります

益田はジャーナリストを志しながらも夢破れ、町工場で働いています。益田の同期の鈴木は無口で陰気なので職場では好かれていませんが、同期ということもあり純一は鈴木と距離を縮めています。

ある日、純一は工場で指を切り落としてしまいます。入院中、元恋人で記者の清美が見舞いにきたことがきっかけに17年前に起きた児童殺傷事件について調べる事になった純一は、その犯人が鈴木ではないのか・・と疑うようになります。

 

 

私的見どころ

  • 山内と息子が会ったシーン
  • テレビをバットで殴り、笑いながら殴られ、食器棚をバットで殴るシーン(なんのこっちゃ)
  • 手術後の母と娘の会話のシーン

 

私的推しセリフ

  • 「修二さん、あんたさ、そうやって頭下げる事に慣れちまってるんだよ」
  • 「お前のために家族解散しったっていうのに、お前が家族作ってどうするんだ」
  • 「抱えるしかないだろ。あいつらは死んで。しも俺達は生きている」

 

 

もうこの映画、みんながみんな何か起こっています。

重かった。

友人が凶悪犯だったら?子供が事故をおこしたら?AVに出てしまったら?それがみんなにわかってしまったら?

自分だったら・・ととても考えた作品でした。

これまで長い事生きてきて、犯罪はしたことないですが(してても言えないかw)近い人の犯罪は何回か聞いた事があります。元彼数名とか元同僚とか。寝起きにテレビつけた途端、聞き覚えのある名前が・・・( ゚Д゚)!!という経験もあります。

どれも関係なくなってからの事なので、私のメンタル的にも無関係なのですが、交友期間中の犯罪や映画のように出会う前の犯罪に対しては、私はビビりまくり距離を置いてしまうかもしれないです。

昔から知る幼馴染だったら?

恋人だったら?

親だったら?

配偶者だったら?

子供だったら?

というか、そっか、自分がそうなる可能性もあるかもしれませんね。子供を守るためとか、いつ何のきっかけがあるかわかりません。